2012年9月27日放送

市長記者懇談会

遠野市は、原発放射線影響対策本部から畜産農家と市民説明会の結果状況などを発表しました。これはきょう(27日木曜日)開催された市長記者懇談会で本田市長が発表したものです。それによりますと、7日間、計17回の説明会に267人の市民などが参加し、放射性物質を含む牧草の焼却処理について、概ね理解が得られたと報告しました。また、説明会で出された「焼却以外の手法を考えてほしい」「試験焼却期間が短すぎる」と言った意見があったことも報告されました。市は、今後の予定として10月上旬に焼却計画を策定し中旬には、市民説明会を行い10月下旬の本焼却を目指すとしています。次に市制施行7周年記念功労賞表彰式の開催について発表がありました。受賞者は市勢振興功労者の4人を含む61の個人・団体になり、来月1日、あえりあ遠野で表彰されます。きょうは、このほか「遠野文化賞」にアメリカのネバダ在住のロナルド・A・モースさんが、選ばれました。モースさんは、「遠野物語」を英訳し「遠野物語」の舞台である遠野を世界に紹介する契機をつくったことが選考理由になりました。このほか中学生医療費給付事業で来月1日から「遠野わらすっこプラン」に基づく子育て支援のより一層の充実のため、給付対象を中学生まで拡大することが発表されました。また、遠野市デイサービス事業所整備事業実施者には、シリウスケアサービスとおのが決定したことが発表されました。最後に10月の主な行事で10月2日のニホンジカ対策フォーラムや10月13日からの産業まつりなどが予定されているとしています。                                                                               

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