2012年9月21日放送

緑峰高校復興交流事業

きょう(20日)遠野緑峰高校で、復興交流事業として東日本大震災で被災した宮古工業高校の生徒を招き交流会が行われました。遠野緑峰高校を訪れたのは、宮古工業高校の藤原校長と生徒36人です。遠野緑峰高校は、今年7月に生徒たちが育てた花を贈ったことから宮古工業高校と交流が深まりました。はじめに宮古工業高校が制作し、今年度の全国高校放送コンテスト岩手県大会でテレビドキュメント部門最優秀賞に選ばれた「海を走ったエコカー」が上映されました。次に同じコンテストのラジオドキュメント部門で優秀賞に選ばれた「日記・2011年3月」が流されました。つづいて宮古工業高校の藤原校長がスライドを使いながら震災当日の模様から現在までの経過を報告しました。集まった生徒たちは、震災の悲惨さを改めて感じていました。そのあと宮古工業高校の生徒たちは、各班にわかれ、農業体験のひとつ畜産学習の体験です。工業高校ということで実際に牛の世話をするのははじめてのことらしく戸惑いもあったようですが笑顔がこぼれていました。別の班は、大型のトラクターに乗り牧草地の見学を行い、その後生徒たちは、お昼をともにして交流を深めたということです、今回の復興交流事業緑峰高校の生徒は、実際に被災した人の話を聞くことで、災害の怖さを痛感し、宮古工業高校の生徒は、人と人との絆の大切さを感じた交流となったようです。

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