2012年9月13日放送

小友中で木杓子を制作

小友中学校では地域に古くから伝わる木杓子づくりに取り組んでいます。これは「ふるさと小友の伝統文化を継ぐ小友中生」という事業の一つで、地域に古くから伝わる木杓子づくりについて地域の方を講師として招き指導してもらうものです。きょうは2年生4人が、木杓子の製作に取り組んでいました。この作業は、今年の5月から始まっていて、毎週木曜日の5時限目に行っています。はじめに講師である小友町在住の菊池新一さんに鉈の入れ方や形の整え方など細やかに教えてもらい、形を作っていました。菊池さんは、この木杓子づくりの講師を十数年務めているとのことです。生徒たちの鉈を持つ手は、まだぎこちなさを感じさせていましたが、作業が進むにつれて鉈を扱う手は次第に慣れ、生徒たちは汗を流しながら木杓子づくりに励んでいました。生徒たちは、時おり菊池さんにアドバイスを求め、熟練した鉈使いや形の整え方など真剣に聞き入っていました。また、一緒に木杓子づくりをしている担当の先生も悪戦苦闘です。完成した木杓子は来月の文化祭で展示され、そのあとは、それぞれが持ち帰って自宅で使うということです。スタジオあとコメこのような地域文化は、いつまでも継承していってほしいですね。

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