2012年9月13日放送

山ブドウ出荷指導会

遠野の特産品として定着してきたヤマブドウの出荷に際しての注意点や出荷日程を周知する平成24年度のヤマブドウ出荷説明会がきょう(13日)青笹町の遠野野菜産地管理センターで開かれました。遠野市のヤマブドウ栽培は年々出荷数量を伸ばし昨年度は、10トンの出荷となりワインやジュース・お菓子などの加工品として販売されています。今日は、出荷説明会を前に栽培農家が持参したヤマブドウの糖度が測られました。出荷の基準値は、糖度15度以上と決まっていますが、今回の測定では平均12度から15度となりあと1週間ほどで出荷が可能となりました。出荷説明会では、はじめにJA遠野地域特産生産部会の山口勝俊部会長のあいさつの後今年の出荷についてJA側から説明がありました。説明では、他の品種や腐敗・変質・病虫害の果実は混入しない事、房や粒は色の良好なものと糖度15度以上のものを出荷する事が話されました。そのほか心配される放射性物質については、9月8日の時点で不検出という結果が報告されました。年々出荷数量を伸ばし人気の出てきているヤマブドウですが、生産部会では今年度において去年の10トンから1トン上回る11トンの出荷を目指しています。

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