2012年9月13日放送

遠野わらすっこ支援委員会

子どもに良い環境づくりのためのわらすっこプラン事業の評価やわらすっこ助成金事業の審査を行う今年度1回目の遠野市わらすっこ支援委員会がきのう(12日)開かれました。このわらすっこ支援委員会は子どもの権利と健やかな成長を支援することを目的に平成21年に制定された「遠野市わらすっこ条例」に基づき、事業の評価や審査を行うため毎年数回開かれているものです。今年度1回目の委員会では、はじめに委嘱状の交付が行われ、子育て世代の親や保育関係者、教職退職者などから選ばれた委員10人に藤澤教育長より委嘱状が手渡されました。次に本田市長が「この委員会は、単に事業の評価や審査ではなく子どもにとって良い環境作りのために市の施策に意見や提言などを行うなど、高いレベルでの話し合いを期待します」とあいさつしました。続いて委員長などの選任が行われ委員長には遠野市保育協会理事長の馬場克尚さんが、副委員長には市内で写真館を営む須藤義行さんが選ばれました。このあと、馬場委員長を議長として協議が行われ妊産婦や障がい者のための優先駐車場を表示するサインキューブを設置したマタニティ普及啓発事業や保育園の遊具の修繕などを行う子育て支援環境整備事業を含む5つの事業とその事業にあてられたわらすっこ助成金について評価されました。次に今年度のわらすっこ助成金事業で今月22日に開催を希望するイベントについて協議され承認されました。しかし協議のあとの意見交換では、「今回開催のイベントについて開催実施までの期間が少なく検討する時間がない事は反省すべきである」と言った意見や「子育て支援に使える基金がある事を知らない人も多いのでは」という意見や「基金の使いやすさや申請のしやすさなども考えていく必要がある」と言った意見が出されていました。

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