2012年9月10日放送

99(救急)の日講演会

9月9日は救急の日です。これにちなんで8日(土曜日)総合防災センターで「救急講演会」が開かれました。救急の日は、1982年、昭和57年に定められましたが、この講演会は、多くの人に救急について考えてもらおうと市や遠野市医師会などが主催して開かれました。講師は、とおの宮本眼科院長の宮本博之先生が招かれ、「緊急を要する眼科疾患とその症状」と題して講演が行われました。宮本先生は、はじめに目の見える仕組みから白内障や緑内障などの症例を上げながら、目の病気について説明をしました。そのあと、目に異物が入った場合や交通事故などで緊急に治療しなければならない事例などを話しました。会場にはおよそ100人が集まり、宮本先生の話を熱心に聞きながらメモをとっていました。講演会のあとは、救急隊員による救急活動デモンストレーションが行われました。心肺蘇生法やAEDの使い方、救命時の実際の処置の模様が行われました。見学した人たちは、デモンストレーションとは、思えないほどの緊迫感に真剣な表情で見つめていました。遠野消防署によると今年1月から8月末までで救急車の出動件数が614件で去年の同じ時期に比べて3件ほど増えているということです。

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