2012年9月6日放送

遠野市消防団第11分団火災防御訓練

宮守町鱒沢地区の遠野市消防団第11分団から今週日曜日に行われた火災防御訓練の様子を撮影した映像が届きましたのでお伝えします。宮守町鱒沢の遠野市消防団第11分団では団員相互の消火作業の向上と新入団員の訓練を兼ねた自主訓練活動として火災防御訓練を行いました。はじめに、菊池久人分団長の訓示に続き、消防署員から水を送る際の水圧の加減やポンプ機材操作時の注意事項の説明を受けた後、分団4部合わせて37人の団員はそれぞれの受持ち現場を確認しました。訓練は鱒沢地区の高台にある障がい者支援施設「高館の園」とその周辺で発生した大規模火災を想定し、防火水槽以外の給水手段の確保として火災現場から標高差38メートル、600メートル離れた猿ヶ石川から水をくみ上げて放水するというもので、消防ポンプ車両2台、小型動力ポンプ2台を中継して放水するという初の試みです。ポンプ機材を放水ホース30本で連結し、トランシーバーを使って指示と連絡を取り合いながら、放水の連携動作を学んでいました。

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