2012年9月3日放送

六角牛山に祠を建立

青笹町の木工団地内で組織する協同機構の若い職員たちが震災復興の祈願と鎮魂を目的に先週31日金曜日、六角牛山の頂上に登り祠を建立しました。祠の建立は木工団地内で組織する協同機構が計画したもので、六角牛山登頂の前日には各事業体から募った参加者への説明会が行われました。説明会ではリンデンバウム遠野の立花功代表が当日の登山工程や注意事項などについて説明しました。建立する祠は運搬用に3つに分けられ、屋根と基礎部分がそれぞれ50キロ、胴体とつなぎのセメントがそれぞれ20キロにもなり6合目までは馬搬で、その後、山頂までは人の力だけで運びます。登山当日、上郷側の登山道をスタートしまずは馬搬で6合目を目指します。出発早々、荷物が外れて20メートルほど転がり落ちるというアクシデントに見舞われますが何とか引っ張り上げ、中身の無事も確認して更に上を目指します。6合目からは1つ50キロにもなる荷物をはしごに括り付けて1チーム6人で協力しながら山頂を目指しました。登山道は笹の葉などの草木で覆われているため、それらをかき分けながらの登山は職員たちの体力を確実に奪っていきます。予定を1時間オーバーして午後1時ごろ、登頂に成功したのもつかの間早速、祠の組み立て作業に入ります。そして、完成した祠にみんなで手を合わせ、震災復興と鎮魂のため祈りを捧げました。森林のくに遠野協同機構では今週末には再度登頂して魂入れを行う予定ということです。

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