2012年9月3日放送

ドクターヘリ連携訓練

岩手県ドクターヘリと遠野消防署との合同訓練がきょう(3日月曜日)総合防災センターで行われました。この訓練は岩手県ドクターヘリの出動要請及び救急隊からの傷病者の引継要領を訓練するとともにドクターヘリの概要習得を目的に行われました。きょうは県立遠野病院の医師や看護師市の保健医療課の職員などおよそ20人が訓練の模様を見学しました。訓練は60歳の男性が意識障害になり、消防が、ドクターヘリを要請、救急車でランデブーポイントとなる総合防災センターヘリポートでドクターヘリに引継搬送をするという想定です。訓練のあとドクターヘリの担当医師からドクターヘリの概要や運航状況などの説明会が開かれました。ドクターヘリと聞くとヘリコプターの中で治療や処置がされるイメージですが実際は、搬送された救急車の中で処置をされた後ドクターヘリで病院などに移送されます。ヘリの内部を見学した医療関係者や消防職員は、意外とせまいヘリの内部や様々な医療機器が設置されていることに驚いた様子でした。最後にドクターヘリ担当医師から一人でも多くの県民の命を救うために遠慮せずにドクターヘリを要請してほしいと話していました。なお、ドクターヘリの矢巾基地から遠野市内まではおよそ15分で到着するとのことです。

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