2012年8月31日放送

健康福祉の里「トリアージ研修会」

あす(9月1日)は、市内一斉に防災訓練が行われます。それを前に健康福祉の里では、災害医療の現場で治療の優先順位を決めるトリアージについて知識を深めようと研修会が開かれました。28日に開かれた研修会には、健康福祉の里や中央診療所に勤務する保健師や看護師などが参加しました。トリアージは、赤や黄色など4つの色がついたタッグを使って緊急度や重症度を判断し、治療の優先順位を決める方法で、東日本大震災の医療現場でもこのトリアージが行われたといいます。この日は、中央診療所の山口所長を講師に迎え、災害現場で多くの命を救うためのトリアージの判断の手順や基準など具体的な方法を学びました。健康福祉の里が災害現場を想定した研修会を開くのは今回が初めてで、これをきっかけに訓練と合わせた研修も重ねもしもの時に備えたいと話していました。

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