2012年8月30日放送

市長記者懇談会

遠野市は、放射線物質を含む牧草の試験焼却結果などを報告しました。これはきょう(30日木曜日)開催された市長記者懇談会で本田市長が発表したものです。それによりますと、今月6日から10日までの5日間行われた放射性物質を含む牧草の試験焼却に伴う放射性物質の濃度測定結果は、焼却施設・最終処分場周辺付近において試験焼却前と比較し大きな変化は見られず想定どおりの結果となり牧草の本格焼却への移行は可能であると発表しました。今後は、広報紙による試験焼却の結果公表や畜産農家説明会、市民説明会などを開催し、市民の健康と不安の解消をしながら10月の本格焼却を目指すとのことです。次に平成24年度遠野市一般会計補正予算案について発表がありました。補正予算額は、11億7千8百66万円で歳入歳出予算の総額を206億8千2百22万円と当初予算から9、7%増加となりました。きょうは、このほかまちづくり指標の平成23年度の達成状況として、震災というたいへんな年度にもかかわらず141ある指標のうち101指標72%がおおむね目標を達成したことは上々の走りだしだったと評価しました。また遠野市水道事業基本計画いわゆる遠野市水道ビジョンについても改訂の理由や老朽施設の更新などに伴う建設改良事業費を拡大し不足する財源を一般会計が支援することなど改訂の概要説明がされました。このほか、国道340号立丸峠区間のトンネル整備についてや市民プールで天井止金具が落下した事案などについての報告がされました。最後に9月の主な行事やイベントで9月1日の防災訓練や9月15日からの遠野まつりなどが予定されているとしています。

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