2012年8月23日放送

大府の子どもたち「遠野で学んだことは…」

愛知県大府市から遠野を訪れている児童たちが今週20日・月曜日に遠野小学校を訪問し遠野の児童たちと交流した話題と21日・火曜日に宮守町で農業体験、そしてジャムを作った様子を取材しました。大府の児童たちの遠野市訪問は、災害時相互応援協定をきっかけに両市の交流を深めようと行われました。遠野小を訪れた20日は体育館で遠野小の6年生50人との交流が行われました。交流会でははじめに遠野小児童会会長の菊地凱翔君が歓迎のあいさつをしました。次に、大府の児童を前に遠野市を紹介するクイズの他遠野小の伝統で民話を歌や踊りで表す表現活動が披露されました。続いて、大府市の児童たちが多くのオリンピック選手などを輩出しているスポーツの盛んな大府市を寸劇で紹介しました。その後、遠野小児童と大府の児童を混ぜて4チームを作りドッチボール大会が開かれました。最後は、体育館でそのチームごとに一緒に給食を食べお互いの交流を図っていました。大府の児童たちは21日・火曜日、宮守町で農業体験を行いました。農業体験では、宮守川上流生産組合の浅沼幸雄副組合長の案内で2haあるブルーベリー畑でブルーベリーの試食と収穫をしました。児童たちは、思い思いにブルーベリーを摘み「甘いあまい」と話しながら一粒ずつ口に運んでいました。また、かぶっていた帽子に収穫したブルーベリーを集めていました。次に児童たちは、トマト栽培のビニールハウスに移動し糖度の高いプラム型ミニトマト「遠野レッド」の試食をしました。遠野での体験の最後は上宮守地区多目的集会施設でブルーベリージャム作りを体験です。ジャム作りは、組合が冷凍保存していたものを浅沼真知子さんの指導でブルーベリーの入った鍋を火にかけ、かき回していきます。砂糖を加え灰汁を取りながら煮詰めるとトロトロのジャムができあがりました。できあがったジャムはビンに詰めし全員が自宅へ持ち帰ることになりました。4日間と言う短い間でしたが、大府の児童たちは遠野の産業を学習し、自然を満喫した交流となったようです。

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