2012年8月22日放送

平成23年度遠野市歳入歳出決算審査等終わる

平成23年度の遠野市歳入歳出決算の審査などが終わり、きょう(22日)、市の監査委員から講評がありました。監査委員は、前年度の市の一般会計や特別会計など提出された書類の内容が正しいか、また、予算の使われ方が適正に行われているかなどを毎年この時期に審査します。昨年度の市の決算総額は、収入にあたる歳入の総額がおよそ305億円、支出にあたる歳出の総額がおよそ290億円で監査委員からは「適正に事務処理がなされているものと認める」と審査されました。きょう、とぴあ庁舎で佐藤サヨ子代表監査委員が本田市長に監査結果の報告書を渡し、「創意と総合力とスピード感を持って市民福祉の向上、市民サービスの向上に努めることを期待する」などと審査を終えての講評を述べました。本田市長は、審査を行った監査委員に感謝の気持ちを伝えながら「この報告をきちんと受け止めながら総合力を発揮できるような仕組み作り、職員の意識の向上に向け先頭に立って頑張って参りたい」と応えていました。なお、市の決算は、きょう、提出された監査委員の意見書を付けて9月7日から予定されている市議会定例会に提出されることになっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.