2012年8月10日放送

放射性物質汚染測定の結果

きのう、9日午後に搬入された牧草に含まれる放射性物質濃度の測定結果です。福島の原発事故で遠野にも関係する放射性物質の種類セシウム134では1キロあたり345ベクレル。セシウム137では1キロあたり558ベクレル、合わせて903ベクレルでした。そして、きょう、10日午前に搬入された牧草に含まれる放射性物質濃度の測定結果ですセシウム134では1キロあたり241ベクレル。セシウム137では、1キロあたり338ベクレル、合わせて579ベクレルでした。次に、9日・木曜日に清養園クリーンセンターで焼却した一般ごみの燃えカス、主灰です。きょう、10日に測定し、セシウム134が1キロあたり33ベクレル、セシウム137が1キロあたり27ベクレル、あわせて60ベクレルでした。次に、主灰よりも軽い飛灰についてです。きょう、10日に測定し、セシウム134が1キロあたり307ベクレル、セシウム137が1キロあたり472ベクレル、あわせて779ベクレルでこちらも遠野市が試験焼却処分停止の基準としている1キロあたり6400ベクレルを大きく下回り、埋め立てが可能な数値となっています。また、放射性物質を含む牧草の試験焼却処分に伴い、ごみ焼却場である清養園クリーンセンター付近の空間放射線量の測定も行われています。9カ所での測定の結果、最大で0.08マイクロシーベルト最低で0.06マイクロシーベルトとなっていて国が除染の基準としている1.0マイクロシーベルトを大きく下回っています。次に放射性物質を含む牧草の試験焼却処分に伴い、宮守町下宮守の一般廃棄物最終処分場付近での空間放射線量の測定も行われています5カ所での測定の結果、最大で0.05マイクロシーベルト最低で0.04マイクロシーベルトとなっていて国が除染の基準としている1.0マイクロシーベルトを大きく下回っています。なお、搬入された牧草については、翌日に主灰などの測定が行われ、結果については、この時間にお伝えします。

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