2012年8月10日放送

持続発展教育に関する学習会

ESD・持続発展教育に関する学習会がきょう(9日)あえりあ遠野交流ホールで開かれました。ESD・持続発展教育とは人格の発達・人間性を育み関わりやつながりを尊重できる人を育てる教育の事で2002年に日本が国連総会に提案し採択されたものです。また、推進機関をユネスコに指定し2005年から2014年を「国連持続可能な発展の為の教育の10年」とし環境・経済・社会・文化などの各方面から取り組みが行われています。今回は、岩手県ユネスコ協会連盟の主催により遠野市を会場にESDを知る学習会が開催されました。会場には、遠野市ユネスコ協会を始め県内各協会・教育関係者などおよそ100人が集まりました。学習会でははじめに開会式が行われ岩手県ユネスコ協会連盟三田地宣子会長と本田市長があいさつしました。次に講義に入り岩手大学教員養成機構の田中吉兵衛教授が「持続発展教育が提唱された 背景と岩手大学の取り組み」と題した講演を行いました。またこの後もESD先進地の宮城県気仙沼市の取り組みや実践発表として土淵中学校の生徒による「土淵町内の河川水質調査や」気仙沼市の防災教育が発表されています。(終わり)参加した皆さんは、持続発展教育とは、どういうものか取り組みを行うにはどのような事をすれば良いのかなどを考え講師の話を参考にしながら真剣に耳を傾けていました。

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