2012年8月10日放送

鳥獣被害対策実施隊辞令交付式

知事要望にもあったニホンジカなど鳥獣害の農作物被害に苦しむ遠野市では被害の防止及び軽減を図る為の遠野市鳥獣害被害対策実施隊を結成しきのう(9日)辞令交付式を行いました。この遠野市鳥獣害被害対策実施隊は有害鳥獣の捕獲・駆除捕獲技術の向上や担い手育成を行い農作物への被害を防ぐため設置され県内では岩泉町・一関市に次ぎ3番目の設置となります。辞令交付式には、遠野市より委託を受ける遠野市猟友会など狩猟免許のある市民62人中52人が出席しました。式では、始めに出席した52人全員に本田市長より辞令が手渡されました。次に、実施隊の太田代雅敏隊長に実施隊員の証であるオレンジ色の帽子とベストが手渡されました。帽子やベストを手渡した後本田市長から「現在遠野市ではニホンジカなど鳥獣の被害が昨年度は1億円を超えました。皆様の力を借りて市民の安心安全を守り被害軽減に取り組んで行きたい」とあいさつしました。式の最後には太田代隊長がこの職務に対しての宣誓を行いました。この後、記念撮影や研修を行った実施隊は、早速今月から駆除の強化やパトロールを行い鳥獣害の被害軽減を図る事になっています。

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