2012年8月9日放送

平成24年度第1回市財産評価審議会

遠野市財産評価審議会の今年度1回目の審議会と現地調査がきのう(8日)行われました。この審議会は、市が土地や建物を取得する際にその財産評価が適正であるかを審議するものです。今回は、遠野市宮守総合センター跡地の土地とJAいわて花巻宮守支店の土地の交換が議題となり現地調査が行われました。JAいわて花巻宮守支店では築40年となる支店の老朽化と東日本大震災での被害の為改築を検討していました。そして改築を機に現在の支店の土地と宮守総合センター跡地の土地を等価交換する事で宮守総合センター跡地へ支店を移転し住民の利便性を図ろうとするものです。今回は、その等価交換が妥当かどうか審議するため市職員の案内で4人の委員が現地を調査しました。等価交換がされるのはJAいわて花巻宮守支店の1728平方メートルと宮守総合センター跡地の1378.77平方メートルです。委員は、職員の説明に耳を傾けその広さを確かめていました。その後、場所を宮守総合支所第2会議室に移し審議会が行われました。審議会では、はじめに事務局の市から交換の目的やそれぞれの土地の評価額が説明されました。審議の中、委員からは、「現在のJAの建物や浄化設備はどうなるのか」と言った意見が出されました。市側から、更地にしての交換が条件という説明がされていました。説明を聞いた委員は、今回の交換を妥当と判断し後日、この報告を市長に答申することにしています。なおこの日は、審議員の一人岩手銀行遠野支店の佐々木泰司支店長の移動により後任の千葉健司支店長へ審議員の辞令が交付されました。

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