2012年8月7日放送

放射性物質濃度測定の結果

きのう、6日午後に搬入された牧草に含まれる放射性物質濃度の測定結果です。福島の原発事故で遠野にも関係する放射性物質の種類セシウム134では1キロあたり59ベクレル。セシウム137では1キロあたり88ベクレル、合わせて147ベクレルでした。そして、きょう、7日午前に搬入された牧草に含まれる放射性物質濃度の測定結果ですセシウム134では1キロあたり275ベクレル。セシウム137では、1キロあたり382ベクレル、合わせて657ベクレルでした。次に、6日・月曜日に清養園クリーンセンターで焼却した一般ごみの燃えカス、主灰です。きょう、7日に測定し、セシウム134が1キロあたり27ベクレル、セシウム137が1キロあたり26ベクレル、あわせて53ベクレルでした。次に、主灰よりも軽い飛灰についてです。きょう、7日に測定し、セシウム134が1キロあたり188ベクレル、セシウム137が1キロあたり285ベクレル、あわせて473ベクレルでこちらも遠野市が安全の基準としている1キロあたり6400ベクレルを大きく下回り、埋め立てが可能な数値となっています。また、放射性物質を含む牧草の試験焼却に伴い、ごみ焼却場である清養園クリーンセンター付近の空間放射線量の測定も行われています。9カ所での測定の結果、最大で0.08マイクロシーベルト最低で0.05マイクロシーベルトとなっていて国が除染の基準としている1.0マイクロシーベルトを大きく下回っています。なお、搬入された牧草については、翌日に主灰などの測定が行われ、結果については、この時間にお伝えします。

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