2012年8月6日放送

遠野まぬけ節フェスティバル

思い思いの衣装と踊りで遠野の夜をにぎわす第19回遠野まぬけ節フェスティバルがおととい(4日)下一日市(しもひといち)の蔵の道ひろばで開かれました。今年は、市内の保育園児の代表が開会宣言をして趣向を凝らした可愛らしい衣装と踊りでオープニングを飾りました。19回目を数える今年のまぬけ節フェスティバルには、市内の保育園児のほか企業や団体など17団体が参加し、観客と参加者を合わせるとおよそ2000人がまぬけ節を楽しみました。『まぬけ』は、「間を抜く」、いわゆる歌詞の一部を抜いてうたうことが粋だと江戸時代に流行したもので、当時、遠野の町では、まぬけ節に合わせて踊り明かしたともいわれています。今では思い思いの仮装と踊りでまぬけ節を楽しんでいて、市内からの参加にとどまらず被災復興で訪れた法政大学の学生や遠野で夏合宿をしている東京板橋区の城北(じょうほく)学園地理部も踊りの輪に加わりました。そして、市民バンドと高校生が演奏するサンバ調のまぬけ節になると会場はひときわ盛り上がり各団体とも工夫を凝らしたパフォーマンスで遠野の夜をにぎわせました。今年のまぬけ節大賞は、現在開催中のロンドンオリンピックにちなみオリンピックの各競技のコスチュームで参加した遠野市保育協会の職員厚生会となっています。まぬけ節フェスティバルの様子は、遠野七夕まつりの様子と合わせて9月8日土曜日と9日日曜日に遠野テレビ111チャンネルで放送する予定です。

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