2012年8月6日放送

とおの就職ガイダンス

市内での就職を希望する学生と一般求職者を対象に人材を求める市内事業者との面談の場、とおの就職ガイダンスがきょう(6日)、あえりあ遠野交流ホールで開かれました。とおの就職ガイダンスは、若い人たちの労働力の市外への流出を止め地元事業所の人材の確保および若者の地元定着を促進するため遠野市が主催して行われました。きょうのガイダンスには、市内での就職を希望している29人の高校生をはじめ56人の求職者が参加しました。また、求人者側には、9業種23社の地元企業が参加しました。ガイダンスがスタートすると自分がお目当ての事業所に向い履歴書に見立て用意された自己紹介カードを担当者に渡していました。また、事業所側はパソコンやパンフレットを見せながら製品や事業内容を説明し求職者はその説明をメモを取りながら聞いていました。今年度、遠野市内2つの高校の進路状況は、4月の調査時点では230人が卒業見込みでそのうち、90人が公務員や就職希望そして、その90人のうち34人が市内就職希望となっています。東日本大震災後の復興にかかる短期労働の増加と雇用の先送りが懸念される中、正規雇用と地元就職を希望する求職者にとってこのようなガイダンス参加が大切なものとなっているようです。

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