2012年7月31日放送

縁がつながるスマイルキャンプ

遠野、釜石、花巻の青年会議所の共同事業「縁がつながるスマイルキャンプ」が今月27日から29日までの3日間、大槌町や遠野市を会場に行われました。「縁がつながるスマイルキャンプ」は遠野・釜石・大槌・花巻地域の青年会議所が実行委員会を組織し実施されたもので、各地域から小学生26人と高校生17人が参加しました。キャンプは2泊3日の日程で、1日目には大槌町を会場にウォークラリーを実施するなど震災を風化させず、今後の復興支援につなげたいという思いと、キャンプ体験を通じて地域を超えた友情を育み、自立心の育成や精神的成長を目的としています。また、高校生は小学生を含めたグループのリーダーやレクリエーションの企画・演出に携わるなど、キャンプを通じてボランティア精神の向上や次代のリーダー育成なども見込んでいます。キャンプ2日目のこの日は綾織地区センターで高校生主体のレクリエーション活動やキャンドル作り、夜にはキャンプファイヤーをするなど、様々なイベントを通じて交流を深めていました。実行委員会ではこのキャンプを通じて震災による心の傷を癒し、夏の楽しい思い出をつくるとともに子どもたちが成長していく過程でこの経験が活かされればと話していました。なお、「縁がつながるスマイルキャンプ」は来年以降も実施する予定ということです。

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