2012年7月30日放送

上郷町第1区・第6区自治会自主防災組織合同防災訓練

上郷町第1区と第6区の防災訓練がきのう(29日)、行われ、町民たちは、いざというときに備え熱心に取り組んでいました。きのうの防災訓練は、住民同士の協力体制の強化や防災意識の高揚などを図ろうと上郷中学校の近くである1区と6区が同じ時間帯で行いました。きのうの訓練は、遠野地区に震度5強の地震が発生し、上郷の細越、板沢地域に道路の損壊、および家屋の倒壊、そして火災が発生して、市の災害対策本部から「避難勧告」が発令されたことを想定して行われました。きのうは、朝6時からの訓練でしたが、地域住民たちは、いざというときに備え今回設定された訓練場所である上郷中学校に向かいます。1区は、177世帯およそ500人が住んでいるうち、きのうの訓練には120人が参加、また、6区は、155世帯およそ420人が住んでいるうち、きのうは163人が参加し、ほとんどの世帯から1人以上が訓練に参加したことになります。きのうは、避難場所での人数の確認が終わったあと1区・6区それぞれでAEDの使い方や初期消火訓練などが行われました。地域住民たちは、いつどんなときでも火災などに対応できるよう真剣な表情で訓練に取り組んでいました。こうした地域での防災訓練を希望する場合は、遠野市消防本部、または、地域活動専門員までお問い合わせください。

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