2012年7月27日放送

防犯・交通安全指導会

校内に侵入する不審者から児童を守る為の防犯教室がきのう(26日)遠野北小学校の職員を対象に行われました。この防犯教室は、万が一学校の敷地内に不審者が侵入した場合子供たちを守るためどのように対処すればいいかを専門家に教えて頂くために北小学校が企画したものです。防犯教室には、北小学校の職員18人が参加しました。教室は、遠野警察署生活安全課の藤島良則課長が〜不審者への対応について〜と題し行いました。教室の中で藤島課長は、「敷地内に侵入した人物が見覚えのない人はすでに不審者です。」と、前置きしたうえで正当な理由がない場合退去を求める事を話しました。それでも退去しない場合は不審者を別室に隔離する事、それと同時に、110番通報と子どもを守る行動をとる事を職員に伝えていました。その他「万が一不審者がナイフなど凶器を持って校内に入った場合は、さすまたなどを使用するほかいすや机・モップ等で相手を威嚇することで警察官が到着するまでの時間を稼ぐことができます。」と実技を交えて話しました。ただし「無理に取り押さえようとしない事、対応する人数は多いほうが良い」と注意点も話していました。最後に藤島課長は、「これは、訓練を重ねないと実際に起きた場合行動に出てきません。先生方も最後は子供たちを守る壁になることも覚悟し訓練を行ってください。」と厳しい話をして防犯教室を終えました。そのほかこの日は道路交通法の順守のポイントと言う教室も行われ参加した職員はメモをとりながら真剣な眼差しで藤島課長の話に聞き入っていました。

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