2012年7月25日放送

わらび座舞踊舞台「遠野物語」制作発表

来月から始まるわらび座舞踊舞台「遠野物語」についての制作発表がきのう(24日)、県庁で行われました。秋田県仙北市に拠点を置くわらび座は、およそ60年前に創立され、民族伝統をベースに多彩な表現で現代の心を描く劇団です。長い歴史を持つわらび座は、今回、東北の郷土色や民族芸能などがつまった遠野物語を題材に、生きるパワーを発信しようと舞踊舞台を公演することになりました。きのうの制作発表には、遠野物語の演出や出演者などが出席し、本番に向けての意気込みなどを話しました。公演は遠野物語第99話をモチーフに2部構成で、一部では「交流による再生」、二部では「絆とエネルギー」をテーマに展開されます。1回目の公演は、来月23日に市民センター大ホールで行われ、その後、8月26日から来年1月3日まで、秋田のわらび劇場で予定されています。また、来年の3月からは東京や大阪などでも公演が予定されていて、遠野物語が舞踊舞台として全国にその魅力が発信されることが期待されます。きのうの制作発表には本田市長も出席し、東日本大震災復興支援のこの公演に沿岸地域の被災者などを無料招待することを明らかにし、「後方支援の一環として全面的にバックアップしたい」と話していました。わらび座舞踊舞台「遠野物語」についてのお問い合わせは、市民センター生涯学習スポーツ課までお願いします。

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