2012年7月23日放送

綾織まつり

郷土芸能の伝承や町民の親睦を深めようと22日、日曜日綾織まつりが開催され、綾織町内の踊りや郷土芸能が披露され、今年は、釜石市と大槌町から2つの団体が招待されました。綾織まつりは、町内に伝わる郷土芸能の伝承や町民の親睦を深めようと始まったもので、今年で19回目となりました。まつりでは町民の健康と五穀豊穣を祈願して神事が行われた後「すくすく相撲大会」が行われました。綾織わらすっこすくすく相撲大会は、農村内公園にある土俵を利用して地域の子供たちのすこやかな成長を願おうとおととしからはじまりました。大会には、地元をはじめ、今回は、釜石市から2歳以下の子どもを連れた24組の親子が参加しました。勝敗は、いたって簡単、泣く子は育つとして先に泣き出した子どもが勝ちとなります。勝敗のほとんどは、引き分けとなりましたが、元気な泣き声と子どもたちのほほえましい様子に会場に詰めかけた多くの観客からは、あたたかい声援と笑い声があふれていました。つづいて、踊りや郷土芸能の競演会では、綾織保育園の園児による子供みこしや児童館の一輪車演技などが披露され、子どもたちのかわいい演技に会場からは拍手が送られていました。また、今年は釜石と大槌町から2つの団体が招かれ、釜石の尾崎青友会のメンバーが「尾崎町虎舞」を、大槌町の臼澤鹿子踊保存会のみなさんが「臼澤鹿子踊」をそれぞれ披露しました。この他にもまつりでは、6つの郷土芸能などが披露され、地区の人たちは10団体の演目を堪能し、親睦を深めていました。

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