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2012年7月20日放送

タイ国青年研究員が来遠

将来の国づくりを担うタイの青年研修団が県内で研修を行っています。青年研修員たちはきょう（２０日）遠野を訪れ、本田市長の歓迎を受けました。遠野を訪れたのは、岩手と秋田の観光振興について学ぼうと研修に参加しているタイの青年研修員１５人です。この研修は、国際協力機構ＪＩＣＡが主催し開いていて、およそ２週間の日程でさまざまな角度から日本について学びます。迎えた本田市長は、研修員たちがあす訪れる沿岸地域について触れ、「津波の被害を受けた沿岸地域が懸命に復興への一歩を踏み出していることも感じ取ってもらいたい」と研修の成果にも期待を寄せていました。遠野での研修はきょう１日だけで、観光振興のほかに東日本大震災での後方支援についても学ぶことにしています。また、夜には「ひっつみ」や「いなりずし」などの郷土料理を一緒に作り、市民との交流も深めることになっています。郷土料理を通しての交流については、来週の「とおのタイム」でお伝えします。

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