2012年7月20日放送

牧草の試験焼却実施説明会

来週から実施される放射能物質に汚染された牧草の試験焼却を前に市の担当職員が各地区を回って説明する地区説明会がきのう(19日木曜日)綾織地区センターで開かれました。綾織地区センターを会場に行われた説明会には畜産を営むおよそ40人が出席して市の担当職員や県の職員から説明を受けました。その中で、汚染牧草は、国の基準で8000ベクレルを超えるものは国が、それ以下のものは一般廃棄物として各市町村が処理することになったこと。現在、各農家が保管している平成23年産の汚染牧草が、1500トンあること。汚染牧草を清養園クリーンセンターで焼却処分するための試験焼却を実施すること。などが説明されました。それぞれの説明が終わったあとに住民からの質問を受けつけました。質問者からは、清養園クリーンセンターで試験焼却する牧草は、どこの地域のものか。野菜などは対象外なのか風評被害が心配だ、など様々な質問や意見が出されました。これに対し市は、様々な意見を踏まえ試験焼却の結果をきっちりと公開し安全性を検証したうえで市民の方々に報告したいと答えていました。この説明会は今日(20日金曜日)も宮守下郷地区集会所で開かれます。

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