2012年7月19日放送

宮古工業へプランター花鉢贈る

遠野緑峰高校では、東日本大震災で被災した宮古工業高校へ花を見て心を癒してもらいたいときのう(18日)自分たちが育てた花を宮古工業高校に届け校舎内へ設置しました。宮古工業高校は海から数百メートルと近いため去年の3月11日に発生した東日本大震災により校舎1階が海水に浸かるなど大きな被害を受けました。今回の花の寄贈は、被災した生徒たちの心を花で癒してもらうとともに緑峰高校の生徒たちに思いやりの心と人と人の絆を育てようと企画されました。今回、宮古工業高校に贈られたのは、緑峰高校生産技術科3年 草花班(くさばなはん)が6月から丹精込めて育ててきたペチュニアのプランター100個です。きのうの午前8時30分には生徒たちが協力しながらトラックにプランターを積み込みました。続いて、積み込みをした生徒がバスに乗り込み宮古工業高校へと向かいました。現地に着くとまず、贈呈式が行われました。そして両校の生徒たちは、校門から玄関まで協力し合いながら100個のプランターを並べていきました。プランターを並べ終わると宮古工業高校執行部との交流会が開かれ津波体験談が発表されました。花を通じての被災校と交流をした緑峰高校、実際の被災地を見ることで人と人の絆をより強く感じる交流となったようです。

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