| 遠野テレビ

2012年7月16日放送

静岡のボランティアセンター 花モモの苗木150本寄贈

震災を忘れず被災地と顔が見える関係を築こうと静岡県のボランティア団体から「ハナモモ」の苗木が遠野市に贈られ、おととい(14日)青笹町の運動公園などで植樹が行われました。ハナモモの植樹は、静岡県ボランティア協会や小さな親切運動静岡県本部が呼び掛けて実現したもので、被災地で支援活動をするための拠点を快(こころよ)く提供してくれた遠野市へのお礼のしるしとして行われました。この日は、静岡県から80人以上もの植樹ボランティアが訪れ、運動公園とたかむろ水光園(すいこうえん)の2カ所にハナモモの苗木を植えました。贈られたハナモモは、桃は桃でも花を楽しむための桃で、サクラの開花前後に花を咲かせるといいます。苗木は、静岡県の浜松市で個人の庭を無料開放している天野和幸さんが被災地のためにと贈ったもので、この日、天野さん自らも植樹に参加し、植樹ボランティアと一緒に作業にあたりました。この日は運動公園に50本、たかむろ水光園に100本植樹し、早くて来年の春には花をつけるということです。静岡県ボランティア協会と小さな親切運動静岡県本部では遠野のほかに今年度は、県内の沿岸被災地へ全部で500本の苗木を贈り、地元の人たちと一緒に植樹をすることにしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.