2012年7月12日放送

議員全員協議会

遠野市議会の議員全員協議会がきょう(12日木曜日)開かれ、放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処分など3件の協議が行われました。きょうの議員全員協議会は午前10時に開会し、放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処分については、岩手県から4人が同席しました。現在、対象農家163戸が保管している平成23年産の放射性物質を含む牧草約1500トンをどのように焼却処分するのかを市の担当者から説明がありました。各議員からは、住民説明についての質問や試験焼却の仕方、検証は、どのように行うのかなど多くの質問や説明を求めていました。市は、放射性物質を含む牧草を焼却処分する場合には、焼却灰の放射性セシウム濃度を国の埋立て基準値である8000ベクレル以下に抑制することが大前提であるが、遠野市としては8000ベクレルの8割にあたる6400ベクレルを焼却停止基準値に設定し、適正な焼却の管理に務めることを説明しました。また、県からも放射性物質の影響を受けた農林業系副産物の処理に係る基本的な考え方の説明を行い、これについても多くの議員から質問が寄せられました。このほか、きょうは有害鳥獣駆除対策と宮守総合センター跡地活用についても協議されました。

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