2012年7月2日放送

空間放射線量測定器 市民への貸し出しはじまる

空間の放射線量を測る放射線測定器の市民への貸し出しがきょう(2日月曜日)からはじまりました。測定器の貸し出しは市民の健康と不安の解消に向け公害対策事業の一環として、市がはじめたものです。測定器はほこりや水滴に弱いことから透明のビニール袋に入れられていて、サイズは手のひらほどの大きさです。測定器の表面には検出センターと数値が現れる表示窓、それに電源ボタンなどが配置されています。使い方は簡単で、測定地点や測定箇所を決めた後、測定器を安定させるため電源ボタンを押してから2分30秒ほど待機し、その後、表示されている測定値を確認します。測定器は市の環境課と各地区センターに合わせて15台用意されていて、初日のきょうは、上郷と土淵地区センターで市民への貸し出しが行われたと言うことです。放射線測定器の貸し出しは無料で、借りるには最寄りの地区センターか環境課に電話で予約した上で別途申請を行い、その際は身分証明書が必要になります。市では返却時に測定値を確認することにしていて、測定された値をメモに残して欲しいとしています。

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