2012年7月2日放送

遠野かっぱロードフェスティバル

国道340号土淵バイパス、通称「遠野かっぱロード」の一部開通を記念するプレイベントとして、きのう(1日)、「遠野かっぱロードフェスティバル」が開通前の道路を会場に開かれましたきのう、オープニングを飾ったのは、かっぱに扮した土淵保育園のちびっこ語り部たちです。ちびっこ語り部たちが、「おばこぶちのかっぱ」の話を披露し、開会を宣言しました。セレモニーでは実行委員と来賓があいさつし、かっぱロードが今後さらに延長され、復興支援はもちろんのこと観光と産業の振興にもつながるよう、間近に迫る利用開始を祝いました。土淵町土淵から栃内を通る「遠野かっぱロード」は、復興支援道路にも位置づけられていて全長4・5キロのうち柏崎までの2・8キロが今月(7月)22日に利用開始となります。この日は立丸峠トンネル化実現の願いも込めて宮古市の山口太鼓もお祝いに駆けつけ、勇壮な太鼓の音を響かせました。そして、かっぱロードのシンボルモニュメントもお披露目となり、かっぱ淵からは清水がくまれ、およそ300人でバケツリレーしてかっぱの頭の皿をたっぷりの水で満たしました。モニュメントのすぐそばにはタイムカプセルも用意され、地元の園児と小中学生の思い出の品物とあわせて県建設業協会遠野支部の建設業者で結成する「かっぱ工事隊」のヘルメットが納められました。このほかにも会場では、復興餅まきや餅つき、遠野かっぱ工事隊とのふれあいコーナーなど多彩なイベントが用意され、大勢の人たちでにぎわいました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.