<

2012年6月29日放送

原木シイタケ出荷自粛に伴う損害賠償手続き説明会

市内で露地栽培された原木シイタケから国の基準を超える放射性物質が検出されて出荷が制限された問題で、きょう(29日)、損害賠償手続きに係る個別相談者への説明会が開かれました。きょうの説明会は、原木シイタケの出荷制限による東京電力への損害賠償請求について、産直に出荷するなど個人で販売をしている人を対象に行われました。東京電力では、市場に出荷できなかったり、返品されたりした原木シイタケの代金や、検査や廃棄にかかった費用、それに被害を受けたほだ木などの損害賠償に応じることしています。市内ではJAと森林組合が賠償手続きの窓口になっていますがきょうは、個人で賠償手続きをする場合の書類の書き方や必要な証明書について東京電力の担当者から説明されました。出席した人からは、JAや森林組合に手続きを依頼した場合と個人で手続きをした場合に違いがあるのかなど質問がありましたが、東京電力側ではいずれでも賠償額に違いはないと説明しました。東京電力では、電話でも個別相談に応じていますが来月10日に、もう一度説明会を開き個人で賠償手続きをする人へ書類の書き方など相談に応じることにしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.