2012年6月25日放送

阿曽沼氏供養塔建立式

遠野の土地を最初に治めた阿曽沼(あそぬま)氏一族に、敬意と供養の気持ちを込めた供養塔がこのほど松崎町の光興寺(こうこうじ)に建立され、おととい(23日)除幕式が行われました。この日は、地元の人たちや関係者が集まり供養塔の除幕式と贈呈式が行われました。供養塔は、松崎町光興寺にある阿曽沼公歴代の碑と同じ場所に建立され、建てた柳田國男(やなぎた くにお)の長男の妻・冨美子さんが遠野市に寄付したものです。供養塔には六地蔵(ろくじぞう)が刻まれ、阿曽沼公歴代の碑を見守るように建てられています。冨美子さんは、遠野の土地を最初に治めた阿曽沼氏一族に対して、敬意と供養の気持ちを形にして残したいと長年思っていたと言うことで、柳田國男の没後50年の節目の今年、供養塔の建立が実現しました。式では本田市長が「歴史と伝統の深さ、文化の重さを受け止めながらさらなるまちづくりを進めてまいります」と決意の一端を述べ感謝していました。

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