2012年6月21日放送

産直がJAS法を学ぶ

食品表示やパッケージのデザインについて学ぶ市内の産直を対象とした研修会が、きのう(20日水曜日)あえりあ遠野で開かれました。この研修会は市内の10の産直と関係機関で構成する市産地産直連絡協議会が食品表示のルールと所得向上を目的に開いたものです。きのうは、市内の産直の関係者およそ50人が参加して、JAS法に基づく食品の表示の仕方と魅力的な商品づくりについて学びました。その内、JAS法については、東北農政局奥州地区センターの佐藤表示規格指導官を講師に招き、JAS法に規定する表示の内容は標記の仕方などについて説明を聞きました。それによりますと、農産物の表示の場合、名称と原産地の表示は、個別の包装に表示するやり方のほか、表示された箱のまま陳列することや商品の近くに札などを置いて表示することが可能としています。加工品については、湯通しや加熱処理、乾燥させたものも該当すると言うことで、タケノコの水煮や乾シイタケ、切ぼし大根などもJAS法に基づく表示をしなければならないと言うことです。また、きのうは、魅力的な商品づくりと題した講演も行われ、出席した人たちは商品の正しい表示の仕方とパッケージのデザインや内容量の工夫などについて理解を深めていました。

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