2012年6月21日放送

北上川流域ものづくりネットワーク出前授業

民間企業で働く人たちを招き、働くことの大切さや価値について考えてもらう「出前授業」が、きのう(20日)、小友中学校で開かれました。この出前授業は、岩手の産業を支える人材を育てようと活動している「北上川流域ものづくりネットワーク」が県内各地で開いている取り組みです。小友中での出前授業には、ホテルシティプラザ北上のおもてなしのプロや岩手ヤクルト工場の若手社員を招き生徒たちは仕事にかける思いなどを聞きました。この日の講師で、ホテルシティプラザ北上の営業課支配人を務める遠藤哲也さんは、「どんな職業でもお客さまに選んでもらう努力をすること、そして喜んでもらう努力をすることが大切」と話し、さらにホテルマンとして、「相手の期待を超える感動が与えられるよう努力をすることが必要」と自分の経験を交えながら仕事のやりがいや生き方に対する思い、それに社会人として必要なことを語りました。生徒たちは、選んでもらうのに何が必要かヒントをもらったりホテル側からみた常識はずれな行動はどんな行為かなど質問したりして、働くことについて考えを深めていました。

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