2012年6月21日放送

除染対策の自力施工に係る説明会

牧草地の除染対策について農家が自分で行う自力施工の手順を示す説明会がきょう(21日木曜日)から青笹地区センターを皮切りにはじまりました。青笹地区センターを会場にした説明会には、青笹町と土淵町から合わせておよそ90戸の農家が出席しました。きょうは市や県の職員のほか県の農業公社の職員2人が訪れ、施工の手順や事務的な手順、それに作業に係わる単価などについて説明しました。それによりますと自力施工は、申込書の提出が必要で、農家と公社が契約したあと施工に入り、完了時には完了報告、作業にかかった料金を精算する実績報告となります。また、施工前と施工中、それに完了時には証拠となる写真を撮影して提出することや、追加の作業を行う場合は県の現地確認が必要なことなどが示されました。1ヘクタール当たりの作業単価については、反転させるプラウ耕では18万円が、攪拌するロータリー耕では17万4000円が、それぞれ税別の標準価格とし、石などが多い場合は別途料金が追加されるとしています。説明に対し出席した農家からは、「作業の一部を翌年に繰り越しても構わないのか」と言った質問や、「刈り取った一番草が未処理の場合は作業に入れないがどうするのか」などと言った質問が出され、農業公社は、「個々の事情について相談しながら進めて行きたい」などと答えていました。この説明会はあすも開かれ、午後から小友地区センターと土淵地区センターで予定されています。

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