2012年6月19日放送

遠野市消防操法競技会

ポンプ車と小型ポンプを使って消火作業の速さや動作の安全性などを競う遠野市消防操法競技会が17日、日曜日に開かれました。この競技会は、消防団員の消防技術を高めようと2年に1度開かれています。また、今回は釜石地区と大槌地区の消防団が競技会を辞退したことから、遠野釜石地区支部の代表選考会も兼ねて開催されました。競技会には、消防団11分団の中から選ばれた38チームおよそ170人が出場し、5人1組で行うポンプ車の部と、4人1組の小型ポンプの部に分かれて行われます。どちらの競技もポンプ車や小型ポンプを使って水槽から水をくみ上げホースを連結してから消火するまでの速さと正確さ、そして動作の安全性などが審査のポイントになります。指揮者の号令で競技が始まると団員たちは丸めたホースを広げて手際良くホースを延長させたり火元を想定した的をめがけて放水したりと日ごろの訓練の成果を競い合っていました。この日の各競技で優勝した2つの隊は、7月に矢巾町の消防学校で開かれる県消防操法競技会に出場し、さらに県大会で勝ち上がると全国大会に出場することになります。

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