2012年6月15日放送

遠高保健講話 環境問題と生き方

調理に使われたてんぷら油を車の燃料にして地球一周の経験を持つ山田周生さんが話をする保健講話が、きのう(14日)、遠野高校で行われました。遠野高校では年に2回、こうした保健講話が行われていて、今回は、視野を広く見られるような話を生徒たちに聞いてもらおうと世界一周の経験を持つ山田さんが招かれました。山田さんは、5年前に1年かけてカナダやアメリカなど世界17カ国、地球1周分にあたるおよそ4万8000キロの距離を、調理に使われた廃油6500リットルを利用して走行した経験を持っています。きのうの講演で山田さんは、言葉がわからない国々で廃油を集めながら走行したことを通じて感じたことなどを生徒たちに伝えていました。このあと校庭に場所を移し、山田さんから廃油を利用して走るバイオディーゼル車の紹介がされ、生徒たちは興味深そうに車を見ていました。続いて生徒たちがこの日のために廃油およそ20リットルを集め、代表して保健委員会の千葉梨恵子副委員長が山田さんに贈り、同じく保健委員会の乙部祥汰委員長がお礼の言葉を述べました。

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