2012年6月15日放送

遠野かっぱ工事隊 PRキャラバン活動はじまる

国道340号線土淵バイパスを建設する遠野かっぱ工事隊のキャラバン隊がきょう(15日金曜日)遠野テレビなどを訪れ来月の一部開通にちなんだイベントのPRを行いました。遠野テレビを訪れたのは国道340号線土淵バイパス通称かっぱロード建設に携わる建設業協会遠野支部で組織する遠野かっぱ工事隊の5人と遠野のキャラクターかりんちゃん、それに県の遠野土木センターの職員など一行10人です。一行は、来月22日に一部開通するかっぱロードを一つの観光資源とする事と来月1日と21日に開通前の道路を使って行われる関連イベントのPRのため、キャラバン隊を組織し市内や沿岸部を回ります。挨拶を行った遠野かっぱ工事隊の佐々木隊長は「私たちは、震災後被災地で道路確保のため、がれき撤去を行って改めて道路の大切さを知りました。復興道路としての遠野かっぱロードをPRする事で心を一つにして進んでいきたい」と話しました。これに対し出迎えた遠野テレビの平野専務が「皆さんの活動が立丸峠のトンネル化へと発展するよう応援しています」とエールを贈りました。そのあと一行は、とぴあ庁舎に本田市長を表敬しました。表敬を受けた本田市長は「公共工事とはいえ自らが作った道路を観光資源としてPRする事は県内初と思う。キャラバンを行うことで遠野の心を多くの人に伝えて下さい」と激励の言葉を贈りました。最後は、多くの市役所職員が拍手で遠野かっぱロードキャラバン隊を見送り、キャラバンの安全を祈っている様子でした。

遠野かっぱロードで行われるイベントは、来月1日は、午前10時からもち振る舞いや郷土芸能、それにかっぱ工事隊とのふれあいが予定され、開通の前日21日は、午後7時から開通前夜祭「2000個の灯篭で描く光の道」と題し、復興への願いを込めた灯りをともすことになっています。

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