2012年6月12日放送

お寺でお話と童謡唱歌

大工町のお寺を会場にきのう(11日月曜日)、お話と童謡唱歌と題したイベントが開かれました。このイベントは全国のお寺や学校を回って生きるための知恵や教養を身につける講演や分科会を出前開催している浄土宗の法然上人(ほうねんじょうにん)をたたえる会が開いたものです。会場となった善明寺には檀家などを中心に市民およそ40人が訪れ、日本子守唄協会理事長で遠野文化研究センターの顧問でもある西舘好子さんの話や、作曲家の山口栄さんの歌などを楽しみました。西舘さんは「子守唄とは子を守り、子に言葉を教えるものでもあり、昔の人の知恵が詰まっています」と子守唄に秘められた裏側を紹介しました。つづいて電子ピアノを弾きながらの山口さんの歌がはじまり、七つの子や赤い靴などといった歌を訪れた市民たちと一緒に歌いました。境内(けいだい)には元気で楽しそうな歌声が響き、主催した会や会場の善明寺では、「お寺から地域の交流が生まれるようしていきたい」と話していました。

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