2012年6月5日放送

土砂災害防止月間危険箇所点検パトロール

6月の土砂災害防止月間に合わせてきょう(5日)、県の土木センターなどは市内の土砂災害の警戒が必要な地域を調査しました。きょうは、県の土木センターや市の建設課、それに警察など関係者が集まり、今回調査する箇所や点検項目を打ち合わせたあと早速、市内を回りました。今回調査するのは、県が土砂災害被害の警戒が必要としている箇所の内、近くに民家が建ちがけ崩れに警戒が必要な急傾斜地や土石流を食い止める治山ダムなど8カ所です。それぞれの場所では、地形図と現場の状況を見比べながら川岸や盛土のほか堤防の下の部分がえぐられていないか、斜面が崩れたりしていないか広い範囲にわたって確認していました。きょうの調査でただちに応急措置が必要な箇所は見つかりませんでしたが、県の土木センターは、「これから梅雨の時期に入るので地なりや沢の水の変化など土砂災害の前兆を感じた場合は速やかに避難するよう」呼び掛けています。

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