2012年6月1日放送

第1回後方支援活動等検証委員会

震災発生以降遠野で行われてきた後方支援活動と今後の後方支援体制のあり方について検証する1回目の委員会がきょう(1日)、とぴあ庁舎で開かれました。この委員会は、官民一体となって行ってきた後方支援活動について、活動記録を整理するとともに次の災害に備え防災体制の強化・充実を図りながら後方支援体制のあり方について検証しようと立ち上がりました。委員長を務める及川副市長は、「後世に伝えるばかりではなく、国の防災制度化につなげるとした使命感をもちながら意欲的に作業に取り組んでいきたい」とあいさつしました。この委員会には、3つの分科会があります。情報・通信や安否確認、燃料確保などについて検証する第1分科会。避難所における避難者受け入れや医療活動などについて検証する第2分科会。それに炊き出し活動や物資の受け入れと提供、物資センターの運営などについて検証する第3分科会の3つです。委員会では後方支援活動に関係する市の職員や自治会の代表などおよそ40人が委員を務め、3つの分科会に分かれ、随時、検証作業を行い、今年中に検証結果をまとめたいとしています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.