2012年5月31日放送

放射線量を測る機械が導入

遠野市では、市民から持ち込まれた食品などを対象とした放射性物質の測定検査が、来月4日からはじまるのを前に、担当する市の職員たちが測定検査に向けた準備に追われています。遠野市では食品などに含まれる放射性物質について市民の不安を軽減しようと、来月4日から市民が持ち込んだ自家消費用の山菜や家庭菜園などで採れた野菜、それに薪や木炭などを対象に、放射性物質の測定検査を実施します。きょうは検査を担当する環境課に、きのう午後に納入されたフィンランド製の放射性物質濃度測定器が設置され、納入業者の説明のもと取り扱いの確認やサンプルを用いての試験測定が行われました。遠野市によりますと測定を希望する人は事前に予約が必要で、当日の受付はしないほか、正確な測定を行うため食品は予め5ミリ角のみじん切りにして持ち込んでほしいと話しています。また、沢水や井戸水の測定には2時間以上の時間が掛かる場合もあるとしています。予約の受け付けはあす6月1日午前9時開始となっています。

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