2012年5月28日放送

菊池南里さんミニコンサート

釜石生まれで首都圏を中心に活躍する音楽プロデューサー菊池南里さんの無料ミニコンサートが、先週金曜日(25日)宮守総合支所で開かれました。菊池南里さんは釜石で生まれ4歳でクラシックピアノをはじめ、中学卒業後大分舞鶴高校に籍を置き、3年生の時に全国高校生作曲コンクールで最優秀賞を受賞しています。大学卒業後は、レコード会社やドラマ用テーマ曲の制作会社で本格的に音楽活動をはじめ、現在では電子ピアノを使ってピアノ、ウッドベース、ハイハットの3つの音色を1人で巧みに操るひとりトリオは、代名詞ともなっています。今回は、宮守町の鱒沢に住む父親の看護で長期に渡り帰省していることから、地域への感謝の気持ちをこめて無料でミニコンサートを開催したものです。会場となった総合支所の玄関ホールにはおよそ20人の市民が駆け付け、ひとりトリオやアレンジされて奏でられるポップスや映画のテーマ曲などに聞き惚れている様子でした。南里さんはしばらくの間、首都圏と宮守との生活が続くと言うことで、「学校や福祉施設などへボランティアで訪問したい」と話しています。

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