2012年5月28日放送

マックス・エンデルレさんに感謝する会

来月母国スイスへ帰国する予定の前の光の園幼稚園園長マックスエンデルレさんに感謝する会がおととい(26日土曜日)あえりあ遠野で開かれました。この会は昭和39年以降遠野の幼児教育をはじめ、青少年の健全育成や国際交流、それに農業振興に多大な功績を残したエンデルレさんに感謝の気持ちを伝えようと関係する5つの団体が実行委員会を組織して開催したものです。この日は親交のあった市民140人が出席し、実行委員会の会長を務める本田市長が「幼児教育や青少年の育成活動を通して優しさと思いやりを教えてくれました。長い間ありがとうございました。お世話になりました」と挨拶し、感謝の気持ちを伝えました。エンデルレさんは幼児教育では2673人の子どもたちを教え、母国スイスの酪農を通じて遠野の農業振興にも貢献したほか、国際交流の分野では、イタリア・サレルノ市との姉妹都市締結の橋渡し役を務めるなど功績は大きく、平成3年には市勢振興功労者表彰を受賞しています。乾杯が行われるとエンデルレさんの周りをお別れの挨拶と感謝の気持ちを伝える大勢の市民が取り囲み、懐かしい話を交わしながらも別れを惜しんでいる様子でした。エンデルレさんは来月8日に遠野を離れ、翌9日には帰国の途につく予定と言うことです。

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