2012年5月25日放送

放射性物質による畜産物被害対策連絡会

放射性物質による畜産物被害対策連絡会の今年度4回目の会合がきょう(25日金曜日)畜産振興センターで開かれ、農家説明会で寄せられた質問や意見などについて確認しました。会合には市や県、それにJAや県の農業公社など関係する11の機関から合わせて24人が出席しました。きょうは先週、16日から18日にかけて開催された農家説明会の席上、出席した農家から寄せられた質問や意見、それに会場で回答した内容について改めて確認が行われました。3日間かけて開催された農家説明会では9会場合わせて470戸の畜産農家と酪農家が出席し、寄せられた質問や意見の数は、除染の自力施工や代替牧草など13の項目でおよそ150件となっています。最も多くの質問が寄せられたのは、除染の自力施工に関するもので、中には「除染作業後に再び放射性物質が検出されたらどうなるのか」といったものや「石や起伏が激しく自分で作業できない場合はどうするのか」などとする質問が出されたと言うことです。連絡会では寄せられた意見や質問それに回答内容について、来週月曜日に開催される市の原発放射線影響対策本部会議へ説明し、市としての方針をまとめたいとしています。

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