2012年5月18日放送

広島のホテル火災を受けて 市内宿泊施設で消防査察

遠野消防署では、今月13日に広島県で発生したホテル火災を受けて市内の宿泊施設の防火管理体制などを確認する特別査察をきょうから始めています。この特別査察は今月13日に広島県福山市で発生したホテル火災で死者7名という大きな被害が発生したことを受け実施されたもので、市内の宿泊施設を対象に行われます。あえりあ遠野で行われた査察では、防火管理者や施設管理者が立会い、建物の増改築や構造の状況を確認した後消防用設備の設置や状況、火を取り扱う場所の点検や避難口の確認など、施設内を入念にチェックしていました。あえりあ遠野では、年2回、遠野消防署と協力をして避難訓練を行い従業員の防火に対する意識の徹底を図っているといいます。宿泊施設の特別査察は、今月23日水曜日まで行われ、遠野消防署では、施設の避難経路の確保や避難誘導などについて、防火管理者への防火意識の徹底を呼びかけることとしています。

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