2012年5月16日放送

遠野北小で桜の植樹

大手家電メーカーのパナソニックから遠野北小学校に桜の苗木1本が贈られ、きょう(16日)、児童たちが学校の中庭に苗木を植えました。きょうは全校児童が学校の中庭に集まり、植樹をする前にみんなでセレモニーを開きました。贈られた桜は、パナソニックが9年前から取り組んでいる植樹活動の一環で今年は、震災の被災地など294カ所で植えられます。そのうち遠野北小学校では、震災復興への願いと4年に渡って工事が進められ今年3月に完了した学校整備の感謝を込めて桜の苗木を植樹することにしました。セレモニーでは全校児童338人が考えたサクラの愛称の中から復興への願いを込めて「薬研復興桜『絆』」に決まったことが発表されたほか、学校整備の完了を記念したテープカットをしてみんなで祝いました。パナソニックによりますと、遠野北小学校に贈った桜は神代曙(ジンダイアケボノ)という品種で、一般的なソメイヨシノと比べてピンク色が濃く、病害に強いと言われています。花を咲かせるのは、早くて2年から3年後ということですが、苗木を植えた児童たちは、感謝の気持ちとこれからもたくさん学び復興の力になることを誓いました。

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