2012年5月10日放送

前 光の園幼稚園園長 マックス・エンデルレさんお別れのあいさつ

およそ半世紀に渡り遠野の幼児教育や国際交流に貢献した前の光の園幼稚園園長マックス・エンデルレさんが近く母国スイスに帰国するとして、きょう(10日木曜日)、本田市長を表敬しました。マックスエンデルレさんは、昭和39年から平成14年までの38年間光の園幼稚園の園長を務め、それまでに2000人以上の幼児教育に力を注いで来ました。また、農業振興にも尽力され、近代農業の先進国でもあるスイスの畜産や酪農などの技術を学ぶスイス留学のパイプ役を務めたほか、国際交流の分野では、イタリア・サレルノ市との姉妹都市締結の懸け橋となるなど功績は大きく、平成3年には市勢振興功労者表彰を受賞しています。挨拶の中でエンデルレさんは、初めて遠野を訪れた時の印象を話し「当時は、水道が無くポンプを使いました。冬は水が凍り、今よりも寒かったと思います」とおよそ50年前を振り返り「これからも遠野とつながりを持ち続けたい」と話していました。エンデルレさんは、来月8日に遠野を離れ翌9日には帰国の途につくと言うことです。遠野市では実行委員会を組織して、今月26日に感謝の会を開催することにしています。

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